点検整備記録簿の読み方|記号の意味を知る
車検や点検のあとに渡される記録簿は、車の履歴そのものです。記号の意味を知っておくと、中古車を選ぶときにも役立ちます。
主な記号
点検の結果は記号で書かれます。よく使われるのは次の4つです。
「レ」は点検した結果、異常がなかったことを示します。
「×」は不良があったため交換したことを示します。
「△」は不良があったため修理・調整したことを示します。
「P」はその項目の点検を省略したことを示します。
よくある誤解
ネット上には記号の説明が数多くありますが、出典の書かれていない解説には誤りが混ざっています。
判断に迷ったら、記録簿を書いた工場に直接聞くのが確実です。記入した本人が説明できないということはありません。
保存期間
記録簿は次回の点検まで、車内に備え付けておくことになっています。
売却するときに残っていると、整備の履歴を示す材料になります。捨てずに車検証入れにまとめておいてください。
中古車を選ぶときの使い方
記録簿があれば、いつどの部品を交換したかを追えます。
走行距離に対して交換履歴が極端に少ない車は、購入後にまとめて費用がかかる可能性があります。価格だけでなく、この点も含めて比べてください。
別表の種類
記録簿には様式がいくつかあり、車種と点検の種類によって使い分けられます。
自家用乗用車の12か月点検と24か月点検では、点検する項目の数が違います。
手元の記録簿がどの点検のものかは、表の上部に書かれています。
電子的な保存
記録簿は紙でなければならないわけではなく、一定の要件を満たせば電磁的記録として保存できます。
工場によっては、控えをデータで渡してくれるところもあります。
紙をなくしやすい人は、渡されたときに写真を撮っておくだけでも役に立ちます。
記録簿がない車検
ユーザー車検などで点検を伴わない場合、記録簿が作られないことがあります。
車検は「その時点で保安基準に適合しているか」を見るもので、定期点検とは別の制度です。
車検を通したことと、点検整備をしたことは同じではありません。
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